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こんばんは!

かくりよの宿飯5巻、浅草鬼嫁日記1巻、かくりよコミカライズ1巻がもう発売されている書店さんもあるみたいですね。
入手報告や感想をありがとうございます^^

さて、実のところ今月はもう一冊新作がございます。
今日はこちらのご紹介です。
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「鳥居の向こうは、知らない世界でした。~癒しの薬園と仙人の師匠~」

発売日:11/24
出版:幻冬舎文庫
イラスト:防人 様


表紙の繊細で美しい世界観に、惚れ惚れいたします。
今までの私の作品の表紙とは、また違った印象なのではないでしょうか?
とはいえ、ロゴのフォントはかくりよの宿飯と同じもの(だと思う)ので、こちらを見た時は実家のような安心感が……^^


あらすじです。
複雑な家庭事情を抱える女子大生の夏見千歳(なつみちとせ)は、
二十歳の誕生日に、ある神社で黒うさぎに誘われ、千本鳥居を越えて
見知らぬ世界へたどり着く。
そこは古い日本や中国に近い文化を持つ「千国」。
〝千華街〟という千国最大の城下街の隅に薬園を持つ、
毒舌で長寿の仙人(イケメン)・零に出会う。
千歳は行き場がなかったところを零に助けられ、彼に弟子入りし、薬園のお世話をしたり、小さな薬局で働くことになる。
厳しいが愛情深い師匠・零の元で仙薬や薬膳の知識を学び、千華街の住人や王家との関わりの中で、千歳は自分自身の居場所や、やるべきことを見出していくのだが……(以下省略)

和風中華な異世界ほっこりスローライフって感じです。
様々な生薬を使った薬膳料理が数多く出てきます。
薬が題材なのは、デビュー作である「僕の嫁の、物騒の嫁入り事情と大魔獣」以来ですね。
またああいう、薬園のある物語を書いてみたいと思っていました。
僕嫁を彷彿とさせる、変な精霊みたいなのも出てきます。

主人公の千歳が読書家でピアノが得意という文系少女なので、
いくつかの名作や詩、曲を引用し、モチーフにして物語を進めています。
和製・不思議の国のアリス、とも言えるかもですね。
東洋の風吹く異世界幻想譚、どうぞよろしくお願い致します。


こちらの作品、最初の企画コンセプトは「鳥居トリップ」でして、
鳥居を越えて、どこか遠く知らない世界に行けたらー……みたいな、
私の中学生の頃の妄想を幻冬舎の編集さんに恥ずかしげも無く話していたら「それやりましょうか」みたいになりました。

え、幻冬舎さんでこれやっちゃっていいんですか!? と。自分で話しておきながらたまげたのであります。(私の中で幻冬舎さんは一般文芸の硬派なイメージがあります。まず私のライトな内容&文体が許されるのか今でもガクブルしてます。)

もともと幻冬舎さんにお声掛けいただいたのは一年以上前で、
最初は、別の現代物の企画が通っていました。
ただかくりよの宿飯や鬼嫁の連載もあり、
なかなか執筆時間が取れずにいたところ、最初にお声掛けくださった編集さんが異動になり、
新しい編集さんに変わったところで、こちらの「鳥居トリップ」を企画し進めることになりました。

スケジュールがあっぷあっぷになっていたのですが、
私のやりたいものをそのまま受け入れてくださり、編集さんが一生懸命企画を通してくださったので、執筆もスムーズに進めることができました。



かくりよの宿飯、浅草鬼嫁日記、かくりよコミカライズなど、
今月はこれだけでも凄いボリュームです。
なんかもう、奇跡的な星の巡り合わせで、色々と重なってしまいました。
(執筆時期は全部違うんですけどね…!)
とくにかくりよの宿飯関連には特典が数多くあったのもあり、数冊買ってくださった方も居たみたいで、本当にありがとうございます…っ;;

さらに「読んでください!」と言うのは厚かましいお願いなのですが、
もしあらすじなんかでご興味持っていただける要素がありましたら、どうぞお手にとってみてください。
「そういや友麻もう一冊あったな」と、冬の読書本を探している時に思い出していただければ嬉しいです。


じじい口調の毒舌イケメン仙人×孤独な文系女子大生

はい、こういう組み合わせです!(ポイッ)



ではでは、どうぞよろしくお願い致します。